焼石膏:歯科用焼石膏IIEプラス-1
レジン床の加熱重合後に強度低下を起こす性能を付与しています。対合歯模型や咬合器の装着など従来の用途にもご使用いただけます。
用途
義歯埋没用
特長
1.レジン床加熱重合後の義歯の割り出しが容易です。
2.操作時間が長く、一度に多量の石膏を練る作業にもゆとりができます。
*注意:脱ロウ時に必要以上に加熱しますと強度が低下します。
物理性能
混水比
0.48
硬化時間
13分
線硬化膨張(%) <2時間後>
0.25
圧縮強さ(MPa) <1時間後>
14
包装単位
-
20kg袋
届出・認証番号
2023年06月30日迄 27B2X000220000542023年07月01日以降 28B2X10037000054
-
- 1.歯科用焼石膏ⅡEとの違いは何ですか?開く
-
硬化時間(ⅡEプラスー1/13分・ⅡE/18分)が違います。
更に、歯科用焼石膏ⅡEプラスー1は埋没材として使用した際に加熱重合後の強度が低下し、割り出しが容易になるという特長を付加しました。
-
- 2.包装形態の種類を教えてください。開く
-
20kg袋のみの販売です。25kg袋品は終売いたしました。(2023年9月)
-
- 3.製品名のEは何ですか?開く
-
East(東)のEを製品名に冠しています。
兵庫県の姫路本社工場と愛知県の瀬戸工場のうち、瀬戸工場で製造されていることを示しています。
-
- 4.埋没以外の用途にも使用できますか?開く
-
他の歯科用焼石膏と同様にご使用いただけます。スタディモデルの製作、咬合器の装着等も可能です。
-
- 5.電子レンジを使用した重合でも強度低下をしますか?開く
-
電子レンジを使用すると強度低下が不安定なのでおすすめしません。
-
- 6.咬合器から外れてしまう場合がありますが、対処法はありますか?開く
-
維持が不十分な場合には金属やプラスチックから剥離しやすくなることがあります。
適切な維持を付け、しっかり固定することで咬合器への装着も問題無く行うことができます。